WASTE TREATMENT
どうしても資源活用できない廃棄物を、管理型埋立処分場で埋め立てし、
最終処分を行います。また、埋め立てた廃棄物を安全に管理していくことこそが
最終処分場の役割です。併設している水処理施設や分析センターでの安心・安全な
管理体制や、処分場造成時の資源、埋立完了後の土地活用も考えた運営を行っています。
今後は必要な埋⽴地も確保しながら、将来にわたり責任を持って、
安⼼・安全かつ安定的な処理を⽬指していきます。
埋立面積:231,300㎡
埋立容積:8,973,520㎥
※2024年に約744万㎥の埋⽴容量拡張予定
[ 最終処分場埋立 ] (即日覆土 サンドイッチ工法)
[ 遮水工 ]
最終処分場内を流れ出る浸出水は、活性汚泥・好気性流動床法で洗浄し、安全できれいな水にします。
自社分析センターで水質検査を行った上で、焼却施設の冷却水として利用したり、河川放流を行います。
──木炭・木酢液製造設備
最終処分場を造る際に伐採した木や竹も、資源として活用しています。
同一敷地内にある炭窯で低温炭化し、木炭や木酢液を製造しています。その他、建築資材やしいたけのホダ木としても活用しています。
──跡地を利用した農林事業への取り組み
埋め立てが完了した最終処分場は、地域住民や周辺の自然環境と調和させ、次の世代が活用できるようにしていくことも大切です。富山環境整備では、最終処分場として埋め立てが完了し閉鎖した処分場の跡地利用を視野に農作物のハウス栽培に取り組んでいます。土を使わないアイメック農法を取り入れ、最終処分場の跡地でも安心・安全な農作物の栽培を行っていきたいと考えています。